続いて、下塗りも乾いたら次はいよいよ色付けです。中塗りと上塗りは同じ塗料を使って仕上げます。
こうした工程を使用する塗料ごとに乾燥時間も適切な時間を十分とり仕上げると長期間強く、美しく保てる塗膜の出来上がりです。
2017年1月の一覧
サイディング壁塗装下塗り
基礎補強
建物の構造的に土台となる基礎はとても重要な部分です。日本は地震大国なので時折来る地震や余震により基礎にクラック(ヒビ割れ)や欠けたりする事があります。こうした時には補強をしないと今後建物自体の揺れ方などに大きく影響して屋根や壁に更にダメージを与える原因となります。
この写真は基礎の内側から撮ったものです。開口の角にクラックが走ってます。この状況は完全にここで基礎の縁が切れているのが分かります。上に乗っている木に全ての揺れの負荷がかかります。
なのでこの部分に樹脂を流し込んで補強します。このあとに基礎耐震補強を施工します
プライマー、専用樹脂、専用クロスにて施工します。
このように元より強い基礎が出来ました。今回は内側なのでこのままでもいいのですが基礎の外側はこの後に左官でシゴいてキレイな基礎の出来上がりです。
長い部分には、帯鋼を打ち付けて施工するとかなり頑丈に出来ます。
年月が過ぎ基礎が風化してきてクラックや欠けも出ます。前もって対策するのも建物に優しい心くばりですね。
木部塗装について
本日はとても寒いです。今日の作業は木板の塗装です。
キシラデコールやすらぎ
コレを塗ります。
建物の1階軒裏(バルコニーの下)に木を貼っているのを塗装してます。真ん中の柱より左が塗っています。で、2回目右はまだ1回目、左は2回目塗りたてなのでまだ光っていますが時間が経てば木が塗料を吸ってもう少し落ち着いた仕上がりになります。仕上がりです。
キシラデコールは木部専用塗料なので木が息をできて木本来の木目を残したまま仕上げる材料です。防腐剤も入っています。木は放置してると痛んで腐ってきます。腐ると欠けたりします。特にウッドデッキなどは雨風や紫外線に年中晒されている為腐食が早いです。木を使った建物はオシャレでかっこいいですね。そのオシャレ感を維持する為に定期的に塗り替えをオススメします。